脳梗塞(脳卒中) 男性 50~59歳

本事例の業種 02_製造業
本事例の年齢 04_50~59歳
本事例の性別 01_男性
本事例の雇用条件 02_正職員(管理職)
事業場の従業員規模 04_50~99人
全社従業員数 04_1000人以上
本事例の職種 02_専門的・技術的職業
仕事を休みはじめた日 2016/6/26
仕事に復帰した日 2017/2/21
初回の復職までに仕事を休んだおおよその日数 240日
本事例の病気で休む前の作業内容製品の不具合に対応する会社向けのマニュアル作成
本事例の主治医の診断書に記載されていた病名脳梗塞(脳卒中)
疾患分類名
  • 09_循環器系の疾患
主治医から発行された復職の診断書に記載された医学的情報動脈解離による急性期脳梗塞。 1週間の入院加療の上で、外来通院によるリハビリ加療を要する。 運動、感覚障害はないが、同時遂行能力の低下、病識の低下などの高次機能障害を来している。リハビリで程度の改善の見込みはあるが、期間は不明である。 今後は血圧コントロールで脳梗塞再発を予防していく。
復職診断書の就業制限の記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の内容
復職の診断書に就業制限・配慮の期間について記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の期間は何日だったか
断書の復職情報の内容は適切だったか?(5点満点) 04_4点
病気や治療の副作用が影響した心身機能についてすべて選択
  • 02_精神機能
病気による影響のあった心身機能を具体的に記載同時遂行能力が低下しており、1つの事に集中すると他の事を忘れてしまう為(自動販売機でジュースを取ることに集中するとお釣りを取るのを忘れるなど)、日常生活でも忘れない工夫が必要な状況であった。
病気の影響により業務遂行が懸念された作業
  • 08_注意力の必要な作業
  • 09_複数課題の遂行
上記の「特にない以外」を選択した場合 具体的に記載
業務遂行能力を評価した方法神経内科とリハビリの主治医両方と診療情報提供を文書で何度かやり取りし評価した。休業中の日常生活やリハビリ内容の証言に基づく
産業医が提案した就業配慮(制限)の意見・内容・期間本人の後遺症の程度を考慮し、可能な限り単純作業のある職場への配置転換が望ましい。
「産業医の提案した就業上の意見」と「事業者が実施した就業措置」について乖離があったか 02_乖離なし
乖離があった場合の背景や理由
就業配慮・就業制限による上司や同僚への影響
就業配慮・就業制限は妥当だったか 03_ちょうどよく適切であった
復職当初の転機について最も近いものについて 03_配置転換
復職3か月後の転機について最も近いもの 06_まだ3か月たっていない
復職6か月後の転機について最も近いもの 06_まだ6か月たっていない
復職9か月後の転機について最も近いもの 06_まだ9か月たっていない
復職12か月後の転機について最も近いもの 06_まだ12か月たっていない
復職18か月後の転機について最も近いもの 05_離職
復職24か月後の転機について最も近いもの 06_まだ24か月たっていない
本事例の労働者に発生していたと思われる困難なこと
  • 02_業務遂行能力の低下していたこと
  • 04_従前の本人背景(職位・資格・ベースの能力など)に不利なものがあったこと
  • 05_自ら努力するモチベーションを欠いていたこと(本人の疾病理解や受け入れの不十分さを含む)
  • 06_職場背景(従業員規模・職場の人員・職場の設備など)の影響
本事例についての追加コメント