胃潰瘍  男性 40~49歳

本事例の業種 06_卸売業,小売業
本事例の年齢 03_40~49歳
本事例の性別 01_男性
本事例の雇用条件 01_正職員(非管理職)
事業場の従業員規模 04_50~99人
全社従業員数 04_1000人以上
本事例の職種 04_販売の職業
仕事を休みはじめた日 2008/8/23
仕事に復帰した日 2008/10/21
初回の復職までに仕事を休んだおおよその日数 60日
本事例の病気で休む前の作業内容衣料品専門店の新規開店準備作業全般
本事例の主治医の診断書に記載されていた病名胃潰瘍
疾患分類名
  • 11_消化器系の疾患
主治医から発行された復職の診断書に記載された医学的情報●年●月●日胃カメラ施行 前回の3箇所の潰瘍のうち2箇所はほぼ治癒。 胃角上小弯はH2ステージで残っている。
復職診断書の就業制限の記載の有無 01_記載あり
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の内容●月中旬よりの職場復帰は、残業等を行わなければ可能と思われる
復職の診断書に就業制限・配慮の期間について記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の期間は何日だったか
断書の復職情報の内容は適切だったか?(5点満点) 03_3点
病気や治療の副作用が影響した心身機能についてすべて選択
  • 03_感覚機能や痛み
  • 06_消化器系・代謝系・内分泌系の機能
病気による影響のあった心身機能を具体的に記載胃上部~中部に胃潰瘍多発(3個)、深いものは穿孔寸前。 欠勤時の診断書によれば、主治医意見は「ストレスをかけるような残業は禁止」
病気の影響により業務遂行が懸念された作業
  • 11_その他
上記の「特にない以外」を選択した場合 具体的に記載新店開業に際しては一定の時間外労働が不可避であり、就業措置の実効性が担保できる見込みがないことから、産業医から、まずは欠勤療養するよう勧めた。
業務遂行能力を評価した方法特になし
産業医が提案した就業配慮(制限)の意見・内容・期間職場復帰後、2週間は残業不可
「産業医の提案した就業上の意見」と「事業者が実施した就業措置」について乖離があったか 01_乖離あり
乖離があった場合の背景や理由欠勤勧奨の面談の際、産業医から1~2週間後、できれば一ヶ月後を目処に検査を受けるように指示していたにも関わらず、わずか8日後に検査を受けており、結局完治は確認できていない。繁忙な職場からの強い要請により、事実上、療養を前倒ししての復帰となり、残業制限も省みられなかった。
就業配慮・就業制限による上司や同僚への影響
就業配慮・就業制限は妥当だったか 05_かなり過小な配慮・制限であった
復職当初の転機について最も近いものについて 01_元の業務に従事
復職3か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
復職6か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
復職9か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
復職12か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
復職18か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
復職24か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
本事例の労働者に発生していたと思われる困難なこと
  • 08_職場が合理的配慮に理解がなかったこと
本事例についての追加コメントHelicobacter pylori陽性により、除菌治療を実施。 喫煙(20本/日×17年間)の影響も否めないことから、職場復帰前に節煙~禁煙を勧めた。