子宮体癌(子宮体がん、子宮がん)  女性 40~49歳

本事例の業種 06_卸売業,小売業
本事例の年齢 03_40~49歳
本事例の性別 02_女性
本事例の雇用条件 01_正職員(非管理職)
事業場の従業員規模 06_300~999人
全社従業員数 04_1000人以上
本事例の職種 04_販売の職業
仕事を休みはじめた日 2016/3/9
仕事に復帰した日 2016/5/9
初回の復職までに仕事を休んだおおよその日数 60日
本事例の病気で休む前の作業内容デスクワーク7割、店頭販売業務3割 (美容部員のとりまとめ役で、飛行機出張も週1程度あり)
本事例の主治医の診断書に記載されていた病名子宮体癌(子宮体がん、子宮がん)
疾患分類名
  • 02_新生物
主治医から発行された復職の診断書に記載された医学的情報●年●月 子宮体癌(腹腔鏡下子宮全摘術、付属器摘出術、リンパ節廓清術を施行)
復職診断書の就業制限の記載の有無 01_記載あり
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の内容重量物の取り扱い禁止
復職の診断書に就業制限・配慮の期間について記載の有無 01_記載あり
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の期間は何日だったか1ケ月程度
断書の復職情報の内容は適切だったか?(5点満点) 02_2点
病気や治療の副作用が影響した心身機能についてすべて選択
  • 03_感覚機能や痛み
  • 10_その他
病気による影響のあった心身機能を具体的に記載術部の痛みあり、骨盤内リンパ節廓清術により下腿浮腫あり 卵巣摘出により更年期症状あり
病気の影響により業務遂行が懸念された作業
  • 02_事務作業
  • 08_注意力の必要な作業
  • 10_歩行や交通機関などの移動
上記の「特にない以外」を選択した場合 具体的に記載ホットフラッシュによる業務の中断 夜間のホットフラッシュによる不眠 飛行機出張が多かったため、下腿浮腫が悪化
業務遂行能力を評価した方法睡眠のとホットフラッシュの頻度のログを取り、業務への影響を一緒に確認していった
産業医が提案した就業配慮(制限)の意見・内容・期間【就業制限】2ヶ月間 ・残業禁止 ・重量物の取り扱いの禁止 ・出張については遠方が多いため、医療用ストッキングをはく、足首を動かす 宿泊出張にする、週1のペースに調整するなどで対応する
「産業医の提案した就業上の意見」と「事業者が実施した就業措置」について乖離があったか 02_乖離なし
乖離があった場合の背景や理由
就業配慮・就業制限による上司や同僚への影響
就業配慮・就業制限は妥当だったか 03_ちょうどよく適切であった
復職当初の転機について最も近いものについて 02_元の業務に一定の制限があり従事
復職3か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職6か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
復職9か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
復職12か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
復職18か月後の転機について最も近いもの 06_まだ18か月たっていない
復職24か月後の転機について最も近いもの 06_まだ24か月たっていない
本事例の労働者に発生していたと思われる困難なこと
  • 02_業務遂行能力の低下していたこと
本事例についての追加コメント本症例は、本人が職場に迷惑をかけたくないという意思が強く、最初は制限を拒否されました。そこで、本人の困りごとであったホットフラッシュと下腿浮腫を中心に話を進め、一緒に業務に支障を来さないための方法を探っていきました。