口腔底がん(口腔底癌、口腔がん、口腔癌) 男性 40~49歳

本事例の業種 02_製造業
本事例の年齢 03_40~49歳
本事例の性別 01_男性
本事例の雇用条件 02_正職員(管理職)
事業場の従業員規模 07_1000人以上
全社従業員数 04_1000人以上
本事例の職種 02_専門的・技術的職業
仕事を休みはじめた日 2010/8/17
仕事に復帰した日 2011/7/1
初回の復職までに仕事を休んだおおよその日数 300日
本事例の病気で休む前の作業内容車の車体の設計(特殊車両:福祉車両等)
本事例の主治医の診断書に記載されていた病名口腔底がん(口腔底癌、口腔がん、口腔癌)
疾患分類名
  • 02_新生物
主治医から発行された復職の診断書に記載された医学的情報舌亜全摘術。両側頸部郭清術。気管切開術・喉頭つりあげ術。腹直筋皮弁術を大阪大学医学部附属病院にて実施
復職診断書の就業制限の記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の内容
復職の診断書に就業制限・配慮の期間について記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の期間は何日だったか
断書の復職情報の内容は適切だったか?(5点満点) 02_2点
病気や治療の副作用が影響した心身機能についてすべて選択
  • 03_感覚機能や痛み
  • 04_音声と発話の機能
  • 06_消化器系・代謝系・内分泌系の機能
  • 09_皮膚および関連する構造の機能
病気による影響のあった心身機能を具体的に記載舌がんにより開口障害、構音障害があった。また、経口による食事ができないために胃瘻を作成した。また舌がん手術でリンパ節廓清および放射線治療を行ったり、舌の再建のために腹直筋から移植したため皮膚に引きつれ、痛みがあった
病気の影響により業務遂行が懸念された作業
  • 02_事務作業
  • 04_大きく体を使う作業
  • 07_コミュニケーションを伴う作業
  • 10_歩行や交通機関などの移動
上記の「特にない以外」を選択した場合 具体的に記載
業務遂行能力を評価した方法
産業医が提案した就業配慮(制限)の意見・内容・期間残業禁止 週2日勤務(言語リハビリが終了まで)
「産業医の提案した就業上の意見」と「事業者が実施した就業措置」について乖離があったか 02_乖離なし
乖離があった場合の背景や理由
就業配慮・就業制限による上司や同僚への影響
就業配慮・就業制限は妥当だったか 03_ちょうどよく適切であった
復職当初の転機について最も近いものについて 02_元の業務に一定の制限があり従事
復職3か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職6か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職9か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職12か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職18か月後の転機について最も近いもの 02_元の業務に一定の制限があり従事
復職24か月後の転機について最も近いもの 02_元の業務に一定の制限があり従事
本事例の労働者に発生していたと思われる困難なこと
  • 01_困難なことはとくにない
本事例についての追加コメント現在術後5.5年経過し、「再発・転移なし」。本社出向中に起きた事例であり、診断後出向解除となった。しかし、大分に戻っても言語リハビリを行える施設は遠方であるため、産業医意見で大阪で言語リハビリを1年半実施できるように意見を提出。リハビリ通院がある間は、出向解除にはなったものの、駐在ということにしてリハビリ優先で行った。