甲状腺機能異常およびそれに伴う器質性気分障害  男性 30~39歳

本事例の業種 06_卸売業,小売業
本事例の年齢 02_30~39歳
本事例の性別 01_男性
本事例の雇用条件 01_正職員(非管理職)
事業場の従業員規模 02_11~29人
全社従業員数 04_1000人以上
本事例の職種 02_専門的・技術的職業
仕事を休みはじめた日 2016/3/7
仕事に復帰した日 2016/7/1
初回の復職までに仕事を休んだおおよその日数 110日
本事例の病気で休む前の作業内容建設機械の修理、整備、車検など
本事例の主治医の診断書に記載されていた病名甲状腺機能異常およびそれに伴う器質性気分障害
疾患分類名
  • 04_内分泌,栄養および代謝疾患
  • 05_精神および行動の障害
主治医から発行された復職の診断書に記載された医学的情報甲状腺治療の経過に伴い、精神症状は軽減しており、●年●月●日より復職可能であると認める。
復職診断書の就業制限の記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の内容
復職の診断書に就業制限・配慮の期間について記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の期間は何日だったか
断書の復職情報の内容は適切だったか?(5点満点) 03_3点
病気や治療の副作用が影響した心身機能についてすべて選択
  • 02_精神機能
  • 08_神経筋骨格と運動に関連する機能
病気による影響のあった心身機能を具体的に記載甲状腺機能亢進症のため、全身倦怠感、易疲労感、息切れ、動悸などの症状があり、元々行っていた作業は身体的な不可が強く難しかった。
病気の影響により業務遂行が懸念された作業
  • 04_大きく体を使う作業
  • 05_身体的に負荷の大きい作業(継続的な重量物作業など)
  • 06_重機やトラックなど本人・同僚・公衆に危険が及ぶ可能性のある作業
上記の「特にない以外」を選択した場合 具体的に記載握力が落ちていたため、大型の建設機械に昇降時に自重を支えられない。 大型の機械の整備は運動量が多く、易疲労感があり困難である。
業務遂行能力を評価した方法握力を元の握力と比較
産業医が提案した就業配慮(制限)の意見・内容・期間甲状腺機能亢進症による症状で、体力の消耗が強く非常に疲れやすい状態です。身体的に負荷のかかる作業は当面の間制限することが望ましいと判断します。 また、力の入りにくさにより握力が低下しているので、片手で自重を支えることが難しい状態です。したがって災害発生を防止するために高所での作業は控えるようご指示ください。 その他の業務内容については、本人と相談の上ご検討ください。
「産業医の提案した就業上の意見」と「事業者が実施した就業措置」について乖離があったか 02_乖離なし
乖離があった場合の背景や理由
就業配慮・就業制限による上司や同僚への影響
就業配慮・就業制限は妥当だったか 03_ちょうどよく適切であった
復職当初の転機について最も近いものについて 03_配置転換
復職3か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
復職6か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
復職9か月後の転機について最も近いもの 06_まだ9か月たっていない
復職12か月後の転機について最も近いもの 06_まだ12か月たっていない
復職18か月後の転機について最も近いもの 06_まだ18か月たっていない
復職24か月後の転機について最も近いもの 06_まだ24か月たっていない
本事例の労働者に発生していたと思われる困難なこと
  • 03_本人の心理的な落ち込みがあったこと
  • 04_従前の本人背景(職位・資格・ベースの能力など)に不利なものがあったこと
  • 05_自ら努力するモチベーションを欠いていたこと(本人の疾病理解や受け入れの不十分さを含む)
  • 06_職場背景(従業員規模・職場の人員・職場の設備など)の影響
本事例についての追加コメント