急性骨髄性白血病  男性 30~39歳

本事例の業種 02_製造業
本事例の年齢 02_30~39歳
本事例の性別 01_男性
本事例の雇用条件 01_正職員(非管理職)
事業場の従業員規模 07_1000人以上
全社従業員数 04_1000人以上
本事例の職種 02_専門的・技術的職業
仕事を休みはじめた日 2014/6/30
仕事に復帰した日 2015/11/1
初回の復職までに仕事を休んだおおよその日数 480日
本事例の病気で休む前の作業内容生産ラインの運転、監視業務。3交替勤務。暑熱職場。
本事例の主治医の診断書に記載されていた病名急性骨髄性白血病
疾患分類名
  • 02_新生物
主治医から発行された復職の診断書に記載された医学的情報化学療法で寛解となり、弟から同種造血幹細胞移植を実施し、寛解を維持している。同種免疫反応による軽度の肝障害。免疫抑制剤内服中のため易感染状態にある。
復職診断書の就業制限の記載の有無 01_記載あり
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の内容本人の体調に合わせた対応が必要。
復職の診断書に就業制限・配慮の期間について記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の期間は何日だったか
断書の復職情報の内容は適切だったか?(5点満点) 04_4点
病気や治療の副作用が影響した心身機能についてすべて選択
  • 05_心血管系・血液系・免疫系・呼吸器系の機能
病気による影響のあった心身機能を具体的に記載長い入院生活もあり体力低下があった。免疫抑制剤を内服しているため、生物の飲食を禁じられており、食事に過敏になっていた。
病気の影響により業務遂行が懸念された作業
  • 05_身体的に負荷の大きい作業(継続的な重量物作業など)
  • 10_歩行や交通機関などの移動
上記の「特にない以外」を選択した場合 具体的に記載重量物運搬作業や現場での作業は体力が必要なため、困難と思われた。
業務遂行能力を評価した方法
産業医が提案した就業配慮(制限)の意見・内容・期間交替勤務禁止。残業月5時間以内。休日勤務禁止。出張禁止。現場作業の禁止。 易感染性のため同室の方も手洗いうがいに協力頂く。 通院が継続できるようようにご配慮頂く。 徐々に制限を緩和しながら10ヶ月間。
「産業医の提案した就業上の意見」と「事業者が実施した就業措置」について乖離があったか 02_乖離なし
乖離があった場合の背景や理由
就業配慮・就業制限による上司や同僚への影響
就業配慮・就業制限は妥当だったか 03_ちょうどよく適切であった
復職当初の転機について最も近いものについて 02_元の業務に一定の制限があり従事
復職3か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職6か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職9か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職12か月後の転機について最も近いもの 01_元の業務に従事
復職18か月後の転機について最も近いもの 06_まだ18か月たっていない
復職24か月後の転機について最も近いもの 06_まだ24か月たっていない
本事例の労働者に発生していたと思われる困難なこと
  • 03_本人の心理的な落ち込みがあったこと
本事例についての追加コメントご本人は、再発するのではないか、という不安が強かったが、定期検査にいく度、問題ないことが分かり、少しずつ、気持ちが持ち直していった。