脳挫傷、器質性気分障害  男性 40~49歳

本事例の業種 02_製造業
本事例の年齢 03_40~49歳
本事例の性別 01_男性
本事例の雇用条件 01_正職員(非管理職)
事業場の従業員規模 07_1000人以上
全社従業員数 04_1000人以上
本事例の職種 08_生産工程の職業
仕事を休みはじめた日 2012/11/6
仕事に復帰した日 2013/1/16
初回の復職までに仕事を休んだおおよその日数 61日
本事例の病気で休む前の作業内容航空機部品 機能試験
本事例の主治医の診断書に記載されていた病名脳挫傷、器質性気分障害
疾患分類名
  • 05_精神および行動の障害
  • 19_損傷,中毒およびその他の外因の影響
主治医から発行された復職の診断書に記載された医学的情報(脳外科)●月●日に交通外傷、脳挫傷で入院、保存的加療にて症状は軽快し、嗅覚障害以外には明らかな後遺症を認めず、就労に支障ないと考える。 (精神科)発症時は逆行性健忘あり、詳細不明。身体的には改善したが、易怒性、衝動性が高く、●月●日入院加療。内服で改善し、●月●日退院。
復職診断書の就業制限の記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の内容
復職の診断書に就業制限・配慮の期間について記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の期間は何日だったか
断書の復職情報の内容は適切だったか?(5点満点) 02_2点
病気や治療の副作用が影響した心身機能についてすべて選択
  • 02_精神機能
  • 03_感覚機能や痛み
病気による影響のあった心身機能を具体的に記載嗅覚麻痺 健忘
病気の影響により業務遂行が懸念された作業
  • 04_大きく体を使う作業
  • 05_身体的に負荷の大きい作業(継続的な重量物作業など)
  • 06_重機やトラックなど本人・同僚・公衆に危険が及ぶ可能性のある作業
  • 08_注意力の必要な作業
  • 11_その他
上記の「特にない以外」を選択した場合 具体的に記載嗅覚麻痺が残るため、危険物取扱は困難。 健忘があるため、高所作業、単独作業なども困難
業務遂行能力を評価した方法生活リズム表
産業医が提案した就業配慮(制限)の意見・内容・期間時間外業務不可(3ヵ月) 夜勤不可、高所作業不可、1人作業不可、有機溶剤取扱い不可(当面)
「産業医の提案した就業上の意見」と「事業者が実施した就業措置」について乖離があったか 02_乖離なし
乖離があった場合の背景や理由
就業配慮・就業制限による上司や同僚への影響1人作業不可となり、付き添う同僚に負担がかかるようになった。
就業配慮・就業制限は妥当だったか 04_やや過小な配慮・制限であった
復職当初の転機について最も近いものについて 02_元の業務に一定の制限があり従事
復職3か月後の転機について最も近いもの 04_再休職
復職6か月後の転機について最も近いもの 04_再休職
復職9か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
復職12か月後の転機について最も近いもの 04_再休職
復職18か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
復職24か月後の転機について最も近いもの 04_再休職
本事例の労働者に発生していたと思われる困難なこと
  • 02_業務遂行能力の低下していたこと
  • 03_本人の心理的な落ち込みがあったこと
本事例についての追加コメント1回目の復職後から3カ月程度でてんかん発作が出現、以後数回繰り返して、上記の経過となっている。