脳腫瘍手術後  男性 30~39歳

本事例の業種 14_公務(他に分類されるものを除く)
本事例の年齢 02_30~39歳
本事例の性別 01_男性
本事例の雇用条件 01_正職員(非管理職)
事業場の従業員規模 06_300~999人
全社従業員数 03_300~999人
本事例の職種 03_事務的職業
仕事を休みはじめた日
仕事に復帰した日
初回の復職までに仕事を休んだおおよその日数 180日
本事例の病気で休む前の作業内容事務作業、窓口対応、書類作成等
本事例の主治医の診断書に記載されていた病名脳腫瘍手術後
疾患分類名
  • 02_新生物
主治医から発行された復職の診断書に記載された医学的情報脳腫瘍外科手術後、体温調整が機能しない時があるという合併症が行っている。それに対する薬物による調整(記憶に基づく)
復職診断書の就業制限の記載の有無 01_記載あり
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の内容体温調整がうまく機能しない場合は休みを要する
復職の診断書に就業制限・配慮の期間について記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の期間は何日だったか
断書の復職情報の内容は適切だったか?(5点満点) 02_2点
病気や治療の副作用が影響した心身機能についてすべて選択
  • 03_感覚機能や痛み
  • 08_神経筋骨格と運動に関連する機能
  • 10_その他
病気による影響のあった心身機能を具体的に記載脳腫瘍に対する外科手術後に、対応調整がきかず、突発的に38度の高熱が出る。感染症は否定。解熱薬にて平穏化を図る。その他、手足のしびれ等、様々な合併症を起こす。
病気の影響により業務遂行が懸念された作業
  • 02_事務作業
  • 03_指先の精緻な作業
  • 05_身体的に負荷の大きい作業(継続的な重量物作業など)
  • 06_重機やトラックなど本人・同僚・公衆に危険が及ぶ可能性のある作業
  • 10_歩行や交通機関などの移動
上記の「特にない以外」を選択した場合 具体的に記載突然の発熱により突発級の発生の恐れ。手足のしびれ等により歩行スピードが遅く、通勤が危ない。幸い、バス通勤ができたが、バス停までも転倒の恐れはあった。
業務遂行能力を評価した方法主治医との情報提供書のやり取り
産業医が提案した就業配慮(制限)の意見・内容・期間事務作業のみ、通勤はバス通勤とする。事務所内の移動も危険であるので物の運搬などは避ける。
「産業医の提案した就業上の意見」と「事業者が実施した就業措置」について乖離があったか 02_乖離なし
乖離があった場合の背景や理由
就業配慮・就業制限による上司や同僚への影響
就業配慮・就業制限は妥当だったか 03_ちょうどよく適切であった
復職当初の転機について最も近いものについて 02_元の業務に一定の制限があり従事
復職3か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職6か月後の転機について最も近いもの 04_再休職
復職9か月後の転機について最も近いもの 04_再休職
復職12か月後の転機について最も近いもの 02_休む前の元の業務に一定の制限があり従事
復職18か月後の転機について最も近いもの 02_元の業務に一定の制限があり従事
復職24か月後の転機について最も近いもの 04_再休職
本事例の労働者に発生していたと思われる困難なこと
  • 02_業務遂行能力の低下していたこと
  • 11_医療や就業上の情報獲得がうまくいかなかったこと
本事例についての追加コメント脳腫瘍後に、様々な症状を引き起こしていた。発熱、手足のしびれ、さらには電撃痛、歩行時の転倒による受傷。そのため、病欠と復帰を数ヶ月で繰り返した経緯はある。現在は事務作業で休むことなく勤務ができている(事実)。