左橈骨近位端骨折  男性 30歳未満

本事例の業種 02_製造業
本事例の年齢 01_30歳未満
本事例の性別 01_男性
本事例の雇用条件 01_正職員(非管理職)
事業場の従業員規模 06_300~999人
全社従業員数 04_1000人以上
本事例の職種 08_生産工程の職業
仕事を休みはじめた日 2012/9/15
仕事に復帰した日 2014/4/1
初回の復職までに仕事を休んだおおよその日数 500日
本事例の病気で休む前の作業内容エンジンの部品のひとつであるクランクを組み付ける工程
本事例の主治医の診断書に記載されていた病名左橈骨近位端骨折
疾患分類名
  • 19_損傷,中毒およびその他の外因の影響
主治医から発行された復職の診断書に記載された医学的情報上記診断にて加療をおこなった。左肘関節の可動域制限の後遺症を認めるが、●年●月●日より就労が可能であることを証明する。
復職診断書の就業制限の記載の有無 01_記載あり
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の内容
復職の診断書に就業制限・配慮の期間について記載の有無 02_記載なし
復職の診断書に記載されていた就業制限・配慮の期間は何日だったか
断書の復職情報の内容は適切だったか?(5点満点) 03_3点
病気や治療の副作用が影響した心身機能についてすべて選択
  • 03_感覚機能や痛み
  • 08_神経筋骨格と運動に関連する機能
病気による影響のあった心身機能を具体的に記載●年●月に自宅転倒で骨折。手術。左橈骨近位端骨折の診断。その後リハビリするも痛みが引かず、休職。その後●年●月に再手術。●年●月から職場復帰の診断が出た。しかし、当初は腕を回旋したり、可動域制限がまだ見られたため、復職先の検討が必要だった。左手を使わない工程(初工程:エンジンを機械にセットする)を検討し復職できた。その後、懸念されていた可動域もほぼ制限がなくなり、自動、他動、肘の曲げ伸ばし、回旋でも痛みがなくなっており、復職はようやく軌道にのった。
病気の影響により業務遂行が懸念された作業
  • 05_身体的に負荷の大きい作業(継続的な重量物作業など)
上記の「特にない以外」を選択した場合 具体的に記載復職当初は、左手を使わない(右手のみで5キロの部品をセットすることが可能な仕事)仕事を準備したが、左手を使う工程はいつからできるかというのが懸念された
業務遂行能力を評価した方法
産業医が提案した就業配慮(制限)の意見・内容・期間・「重量物制限」 期間については、「治癒して痛みがなくなるまで」
「産業医の提案した就業上の意見」と「事業者が実施した就業措置」について乖離があったか 02_乖離なし
乖離があった場合の背景や理由
就業配慮・就業制限による上司や同僚への影響
就業配慮・就業制限は妥当だったか 03_ちょうどよく適切であった
復職当初の転機について最も近いものについて 03_配置転換
復職3か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
復職6か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
復職9か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
復職12か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
復職18か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
復職24か月後の転機について最も近いもの 03_配置転換
本事例の労働者に発生していたと思われる困難なこと
  • 02_業務遂行能力の低下していたこと
本事例についての追加コメント近位端骨折で再手術したが、異所性仮骨があった。時間経過と共に吸収されて痛みもなくなっている。復職については、時間がかかったが現在は復職できている事例です。