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産業医学の実践者を育てる Occupational Health Training Center

産業医実務研修センター

 産業医実務研修センターは、産業医実務等に関する知識・技術を実地に練磨させるとともに、広く産業医等の資質向上を図るための教育・修練を行う施設として設立されました。当センターの運営は、センター長以下センター専任教員を中心に医学部、産業保健学部、産業生態科学研究所、産業医科大学病院などの全学的協力体制のもとに行われています。センターには専門産業医コースⅠ(専門性の高い産業医を養成する産業医学卒後修練課程のコース)を選択した卒業生修練医が在籍しており、日々研修を続けています。
 当センターの活動の中心である産業医学に関する研修事業では、主に学内の受講生に向けた、産業医としての総合的な実践力を高める「産業医学実務講座」、他大学の医師に産業医学の基礎を学び、産業医の選任資格を取得してもらうための「産業医学基礎研修会集中講座」、全国の産業医の実務力の向上を支援する、出張形式の「産業保健実践研修」等、幅広い研修を年間を通して企画、実施しています。平成17年からは医学部卒業直後の学生が産業医の資格を取得できるように産業医学総合実習及び産業医科大学病院臨床研修プログラムの産業保健も担当しています。
 これらの研修事業や様々な調査研究を通じて産業現場のニーズを集約し、産業保健実務に関する情報提供や教材としての映像資料制作、図書等の編纂にも取り組んでいます。