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 本マニュアルの目指すところ

  労働者の健康診断実施は法律で義務づけられており、その職域健康診断の約50%は、健康診断実施機関等により実施されていると言われています。その中の多くの健康診断は事業所にて実施される巡回健康診断として行われています。そして健康診断実施機関の中には、健康診断のみならず、健康診断事後措置サービス・作業環境測定サービスなどに加え、嘱託産業医サービス・産業看護職サービスを提供している機関もあります。これらの機関は、企業外労働衛生機関と呼ばれ、我が国の企業の大多数を占める中小企業の産業保健の充実において、さらなる役割発揮を期待されています。しかし、労働衛生サービスを専門とし実施しているこれら専門機関においても、その従業員と機関自体の安全・衛生のレベルアップが大きな課題となっています。本ホームページでは、企業外労働衛生機関における職域巡回健康診断の活動を中心に、その安全衛生の向上を図る方法を、広く実施可能なマニュアルという形で提案します。