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 安全衛生総論

   職域巡回健康診断に従事する健康診断実施スタッフが、良好な安全衛生状況下で仕事をするために必要な事項について考えてみましょう。まず、健康診断実施機関が、受診者ならびにスタッフの安全衛生について留意し、安全衛生管理体制をもっていることが重要です。体制を整え、運用されることで、結果として、職員の衛生管理は充実したものとなっているはずです。健康診断の現場では、感染性物質放射線感電重量物移動(腰痛)などの健康リスクが存在し、これらへの対応も望まれます。また、健康診断における業務においては、採血時の針刺し事故や健診会場への移動中の交通安全などの発生も危惧されます。また、健康診断時に生じうるトラブル対応としては、緊急時対応・外傷対応採血事故(神経損傷転倒事故等防止放射線被爆事故(妊婦の撮影)などがあります。また、受診者からもスタッフからも発生しうるものとして感染予防セクハラなどの課題があります。安全衛生とは少し話がずれますが、管理体制の中で、個人情報保護も含まれていることだ期待されます。