トップ > V-14 放射線被爆事故

 

 放射線被爆事故

   巡回健診において扱う放射線機器は、胸部・胃部X線装置(一部でmobile CT )であり、放射線治療装置や非密封のRIを取り扱う病院等の施設とは異なり、受診者の放射線被曝事故は、殆ど考えにくい。唯一想定できるのは、妊娠中の女性受診者が放射線検査を受けることと思われる。これについては検査前に最終月経の聴取を女性看護師ないし女性の放射線技師により行なうことにより未然に防ぐことが可能と思われる。
その他に考えられる放射線被曝としては、@判定困難なX線写真、フイルム現像中の失敗による再度のX線撮影をなくす、A上部消化管バリウム撮影において検査中の透視時間を最小限にする。などが考えられる。