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 放射線管理

   放射線管理が必要な機器としては、巡回健康診断の現場においては、胸部・胃部X線装置、CT装置などが想定できる。それぞれの機器が適切に機能を発揮するために、年2回ほどの定期点検、始業前の点検を線量測定を行なう必要がある。また放射線管理区域であることの表示、被曝事故防止のため撮影中に他の受診者が入らないために インターロック機構などが必要である。単独で撮影が困難な受診者のために解除者が入る場合には、保護衣の着用をおこなう。また通常の作業であれば撮影を担当する放射線技師の放射線被曝は、殆どないが曝露線量測定のためフイルムバッジの着用と規定に基づき放射線管理主任者による教育の実施をおこなうことが必要となる。
年2回の電離放射線障害防止規則に基づく特殊健康診断の実施を行なう。