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 針刺し事故

   針刺し事故とは、医療従事者が他者の血液などで汚染された器具で外傷を受けることをさしますが、傷そのものより、血液などを介した感染が大きな問題となります。
 血液などを介して感染する代表的な疾患としてはB・C型肝炎、AIDS、成人T細胞白血病、梅毒などが挙げられますが、血液を介して感染する未知の病原体が存在することも考えられます。
 事故の予防にあたっては、感染の恐れがある人を特定するのではなく、「すべての血液には感染のおそれがある」と認識して予防対策を立て、事故に対応することが肝要です。